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軽貨物ドライバーを始めるには何が必要?応募から仕事開始までの流れ

リクルート

軽貨物ドライバーを始めるには何が必要?応募から仕事開始までの流れ

「軽貨物ドライバーに興味がある。」

そう思って求人を調べてみると、

業務委託。

黒ナンバー。

軽貨物車両。

個人事業主。

など、初めて見る言葉がたくさん出てくるかもしれません。

「普通免許だけでできるの?」

「車を持っていなくても応募できる?」

「黒ナンバーって何?」

「会社員とは違うの?」

「応募してから、どうやって仕事が始まるの?」

未経験から軽貨物ドライバーを目指す方にとって、仕事内容以前に「どうやって始めるのか」が分かりにくいことがあります。

しかし、一つずつ整理すれば必要な準備は見えてきます。

軽貨物ドライバーを始める第一歩は、いきなり車を買うことではありません。まず「どんな働き方・どんな案件で始めるのか」を知ることです。

今回は、大阪市港区を拠点に、大阪府・京都府・兵庫県・奈良県・滋賀県で軽貨物配送・企業配送・物流アウトソーシングを展開する株式会社ひとつホールディングスが、軽貨物ドライバーへの応募から仕事開始までの基本的な流れを分かりやすくお話しします。


そもそも軽貨物ドライバーとは?

軽貨物ドライバーとは、主に軽自動車を使用して荷物を配送する仕事です。

宅配便だけではなく、企業への配送、定期ルート配送、チャーター便、スポット配送など、軽貨物配送にはさまざまな仕事があります。

同じ「軽貨物ドライバー」という求人でも、担当する案件によって仕事内容は大きく異なります。

例えば宅配であれば、担当エリア内で多くの荷物を個人宅などへ届ける仕事があります。一方、企業配送では決められた企業や施設を回ったり、一定のルートで商品を配送したりする仕事もあります。

「軽貨物ドライバーになる」と考える前に、「どんな軽貨物配送をしたいのか」を知ることが大切です。

仕事内容について詳しく知りたい方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。

軽貨物ドライバーはどんな一日?仕事内容と一日の流れを紹介


軽貨物ドライバーになるために普通免許は必要?

軽貨物車両を運転して配送する場合、当然ながら運転する車両に対応した有効な運転免許が必要です。

一般的な軽貨物車両であれば、通常は普通自動車免許で運転できます。

求人によっては、

「未経験歓迎」

と書かれていることもあります。

これは、

「運転免許がなくても大丈夫」という意味ではなく、「配送業務の経験がなくても応募できる案件がある」という意味

であることが一般的です。

配送経験がなくても、必要な免許を持っていれば軽貨物業界へ挑戦できる可能性があります。

もちろん、免許の状況や案件ごとの応募条件は、応募前に必ず確認してください。


AT限定免許でも軽貨物ドライバーになれる?

「AT限定なのですが大丈夫ですか?」

という疑問を持つ方もいると思います。

現在使われている軽貨物車両にはAT車も多くあります。そのため、使用する車両がAT車であり、求人側の条件を満たしていれば、AT限定免許でも対応できる案件があります。

重要なのは、

自分が運転できる車両なのか。

そして、

応募する案件に別の条件がないか。

を確認することです。

免許だけで自己判断せず、応募時に「AT限定ですが問題ありませんか?」と確認しておくと安心です。


車を持っていないと応募できない?

軽貨物ドライバーと聞くと、

「最初に軽バンを買わないといけない。」

と思う方もいるかもしれません。

しかし、これは会社や案件によって異なります。

自分で事業用の軽貨物車両を用意するケース。

車両リース・レンタルなどの仕組みが用意されているケース。

すでに車両を持っている人向けの案件。

さまざまな形があります。

だからこそ、軽貨物ドライバーを始めたいからといって、仕事内容も決まっていない段階で急いで車両を購入する必要はありません。

どんな案件なのか。

必要な車種は何か。

車両持ち込みなのか。

車両について相談できるのか。

先に確認する方が良いでしょう。

「軽貨物を始める=まず車を買う」ではなく、「仕事を確認する→必要な車両を確認する→準備する」の順番で考える。


「黒ナンバー」って何?

軽貨物ドライバーについて調べていると、

「黒ナンバー」

という言葉をよく見かけます。

黒ナンバーとは、一般的に軽自動車を使用して有償で貨物を運送する軽貨物運送事業で使われる事業用ナンバーを指します。

自家用の軽自動車に付いている黄色いナンバーとは用途が異なります。

業務委託などで軽貨物運送事業を行う場合には、必要な届出や車両の事業用登録などを行うことになります。

ここで重要なのは、

「軽バンを持っている=そのまま有償配送に使える」とは限らない

ということです。

実際に業務を開始する前に、自分の契約形態・車両・事業形態に必要な手続きを確認することが大切です。

分からない場合は、応募先や管轄する行政機関などへ確認しながら進めましょう。


業務委託なら「会社員になる」とは少し違う

軽貨物ドライバーの求人には、

業務委託

という働き方が多くあります。

会社員として雇用される場合は、会社と雇用契約を結び、給与を受け取ります。

一方、業務委託では、一般的に会社から配送業務などを委託され、その業務に対する委託料を受け取る形になります。

そのため、

車両費。

燃料費。

保険。

メンテナンス。

税金。

などを自分で管理するケースがあります。

「月にいくらもらえるか」だけを見るのではなく、どんな契約で、どの費用を誰が負担するのかまで確認することが重要です。

業務委託という働き方については、こちらの記事でも詳しくお話ししています。

業務委託って実際どうなの?軽貨物ドライバーの働き方を知る


個人事業主として働く場合に考えること

業務委託の軽貨物ドライバーとして自ら事業を行う場合、会社員として給与を受け取る働き方とは異なり、事業者として考えなければならないことがあります。

例えば、

  • 必要な開業・事業上の手続き
  • 売上と経費の管理
  • 確定申告
  • 税金
  • 保険
  • 車両費
  • 燃料費
  • メンテナンス費

などです。

「業務委託=自由。」

という部分だけではなく、

自分で管理するものも増える

ということを理解しておく必要があります。

軽貨物の業務委託は、「ドライバーとして働く」という面と「一つの事業を自分で管理する」という面の両方があります。

最初からすべてを詳しく知っている必要はありませんが、会社員との違いを理解してから始めることは大切です。


まずは軽貨物ドライバーの求人を探す

ここから、実際に仕事を始めるまでの流れを考えてみます。

最初のステップは、

求人・案件を探すこと

です。

ただし、求人を見るときに報酬だけで決めないことをおすすめします。

配送エリア。

稼働時間。

休日。

仕事内容。

配送件数。

報酬体系。

必要な車両。

経費負担。

研修。

契約形態。

管理体制。

こうした条件を確認します。

例えば、月収例が高くても、稼働日数や経費によって実際の条件は変わります。

「いくら稼げるか」だけではなく、「何をして、どんな条件で、その金額になるのか」を見る。

求人選びについてはこちらの記事でも詳しく解説しています。

軽貨物ドライバーの求人は何を見る?失敗しない仕事選びのポイント


STEP1|応募する

気になる軽貨物ドライバー求人を見つけたら、まず応募します。

応募時には、

氏名。

年齢。

免許の有無。

配送経験。

希望エリア。

希望する働き方。

車両の有無。

稼働開始希望日。

などを確認される場合があります。

未経験であれば、

「配送経験はありません。」

と正直に伝えて問題ありません。

むしろ、経験がないことを最初に伝えておけば、未経験でも対応可能な案件や研修について相談しやすくなります。

分からないことを隠して始めるより、「初めてなので教えてください」と言える方が、仕事開始後のミスマッチを防ぎやすくなります。


STEP2|面談で仕事内容を確認する

応募後は、面談や説明の機会が設けられることがあります。

ここは、

会社から選ばれるだけの場

ではありません。

自分自身も、

「この仕事を続けられそうか」

を確認する場です。

例えば、

「何時ごろ始まりますか?」

「平均的な終了時間は?」

「どのエリアを配送しますか?」

「一日どれくらいの荷物を扱いますか?」

「報酬はどのように計算されますか?」

「どんな経費がかかりますか?」

「未経験者への研修はありますか?」

「困ったときは誰に連絡しますか?」

気になることは確認しておきましょう。

良い面談とは、「とにかく働いてもらうための説明」ではなく、「お互いに条件が合うかを確認する時間」だと考えています。


STEP3|担当する配送案件を決める

面談後、条件が合えば担当する配送案件を決めていきます。

軽貨物配送にはさまざまな案件があるため、

未経験なのか。

配送経験があるのか。

どこに住んでいるのか。

何時から働けるのか。

どれくらいの収入を目指しているのか。

どんな配送が得意なのか。

こうした条件によって合う案件は変わります。

「一番単価が高い案件」ではなく、「自分が安定して続けられる案件」を選ぶことも大切です。

長く続ける働き方については、前回C-10でも詳しくお話ししました。

軽貨物ドライバーを長く続ける人は何が違う?継続できる働き方のつくり方


STEP4|契約内容を確認する

業務委託として仕事を始める場合には、契約内容を確認します。

報酬。

支払条件。

契約期間。

経費負担。

車両。

保険。

業務内容。

契約終了に関する条件。

事故・トラブル時の取り扱い。

など、重要な内容があります。

契約書を渡されたら、

「難しいから読まない。」

ではなく、分からないところは確認してください。

契約は、問題が起きたときだけ見るものではありません。仕事を始める前に、お互いのルールを確認するためのものです。

分からない内容があれば、署名・締結前に質問することが重要です。


STEP5|車両・必要な手続きを準備する

担当案件や契約内容が決まったら、必要に応じて車両や事業開始の準備を進めます。

どの車両を使用するのか。

事業用として必要な手続きは何か。

必要な保険は何か。

配送業務で使用する備品は何か。

案件によって必要なものは異なります。

例えば、

スマートフォン。

充電器。

台車。

筆記用具。

雨具。

作業用手袋。

など、実際の配送で役立つものもあります。

必要なものを最初から全部自己判断で買うのではなく、担当する案件が決まってから確認して準備する。

不要な出費を減らすためにも大切です。


STEP6|研修・横乗りで現場を覚える

未経験から軽貨物ドライバーを始める場合、案件によっては研修や横乗りなどを行うことがあります。

実際の現場では、

どこで荷物を積むのか。

どう並べるのか。

配送ルートをどう考えるのか。

端末をどう操作するのか。

荷物をどう扱うのか。

不在時はどうするのか。

トラブル時は誰へ連絡するのか。

などを覚えていきます。

最初から速く配送できる必要はありません。

未経験のうちは「速さ」より、「正しいやり方を覚えること」を優先する。

基本を覚えた結果として、少しずつ効率が上がっていきます。


STEP7|実際の配送をスタートする

必要な準備や研修が終われば、いよいよ実際の配送業務が始まります。

最初のうちは、

道を間違える。

荷物を探すのに時間がかかる。

積み込みに時間がかかる。

配送順に迷う。

分からないことが出てくる。

そんなこともあると思います。

しかし、同じエリアや仕事を繰り返していると、少しずつ慣れていきます。

道路を覚える。

建物を覚える。

荷物の積み方が分かる。

配送順を考えられるようになる。

最初からベテランドライバーと同じ速度を求めるのではなく、「昨日より一つ改善する」を積み重ねる。

それが未経験から成長する一番現実的な方法だと考えています。


仕事開始までにどれくらいかかる?

これは、

案件。

車両。

契約。

必要な手続き。

本人の状況。

によって異なります。

すでに必要な条件が整っている人と、これから車両や事業開始の準備をする人では、当然スタートまでの期間も変わります。

だから、

「応募したら○日後に必ず始められる。」

とは一概には言えません。

もし、

「来月から働きたい。」

「現在の仕事を退職してから始めたい。」

など希望時期が決まっている場合は、応募時に伝えておくと話を進めやすくなります。

開始希望日から逆算して、必要な準備を進めることが大切です。


未経験でも最初から稼げる?

これは多くの方が気になるところだと思います。

軽貨物配送では、案件によって報酬体系が異なります。

日額で決まる案件。

配送件数によって変わる案件。

距離や時間などで計算する案件。

さまざまです。

特に配送件数によって売上が変わる仕事では、経験者と未経験者で最初の配送効率に差が出る可能性があります。

だからこそ、

求人に書かれた最高月収だけを見て、

「自分も初月から必ず同じ金額になる。」

とは考えない方が安全です。

軽貨物ドライバーの収入を見るときは、「最高でいくら」より「自分の条件ならどれくらい」を確認する。

収入の考え方はこちらの記事でも詳しく解説しています。

軽貨物ドライバーは稼げる?売上だけでは分からない収入の考え方


最初に「高い車」を買う必要はない

軽貨物を始めるとき、

車両。

スマートフォン。

備品。

保険。

さまざまな費用が発生する可能性があります。

だからこそ、最初から必要以上にお金を使わないことも大切です。

特に車両は大きな買い物です。

仕事内容が決まっていない。

どのくらい続けるか分からない。

必要な車両条件も確認していない。

この状態で購入すると、あとから「この案件では使いにくい」ということも考えられます。

軽貨物の開業準備では、「必要そうだから買う」のではなく、「仕事に必要だから買う」という順番を守る。

事業を始める以上、最初の固定費を抑える意識も重要です。


「未経験歓迎」でも、仕事への責任は同じ

未経験歓迎という言葉は、

「何をしても大丈夫。」

という意味ではありません。

荷物を預かる。

時間を守る。

交通ルールを守る。

配送先を確認する。

必要な報告をする。

分からなければ聞く。

お客様や取引先に失礼のない対応をする。

経験がなくても、仕事として求められる基本があります。

未経験であることは問題ではありません。「未経験だから覚える」という姿勢があることが大切です。

最初から完璧である必要はありませんが、教えてもらったことを一つずつ身につけていく必要があります。


軽貨物会社選びも重要

同じ軽貨物配送でも、

会社によって、

案件数。

対応エリア。

管理体制。

研修。

車両への対応。

ドライバーとの関わり方。

将来のキャリア。

は異なります。

仕事を始めるときには、

「どの案件に入るか」

と同じくらい、

「どの会社と仕事をするか」

も見てほしいと思います。

特に長く続けるなら、何かあったときに相談できるか、別の案件へ変更できる選択肢があるか、将来的なキャリアがあるかといった部分も重要です。

軽貨物会社は、仕事を紹介して終わりではなく、ドライバーが安定して働ける環境をつくる存在であるべきだと考えています。


ひとつホールディングスでは「配送のその先」もつくる

最初は、

未経験の軽貨物ドライバー。

そこから配送を覚える。

現場を理解する。

新人を教える。

リーダーになる。

ドライバーを管理する。

案件を管理する。

営業所を任される。

私たちは、軽貨物ドライバーという仕事を、配送だけで終わるキャリアにしたくありません。

もちろん、配送のプロとして長く活躍する道もあります。

一方で、現場経験を活かして管理者へ進む道もつくる。

「軽貨物を始める」という一歩が、その人の新しいキャリアの入口になる会社へ。

管理者というキャリアについてはこちらの記事でも詳しくお話ししています。

軽貨物ドライバーのその先へ。ひとつで目指す「管理者」というキャリア


前回の記事|C-10

前回は、

「軽貨物ドライバーを長く続ける人は何が違う?」

というテーマで、継続できる働き方についてお話ししました。

高単価だけを見るのではなく、自分に合う案件を選ぶ。

売上だけではなく経費を見る。

車両を管理する。

身体を管理する。

困ったときは相談する。

そして、状況が変われば働き方も変える。

今回の記事で軽貨物ドライバーの始め方を知った後は、ぜひ「その仕事をどう長く続けるか」まで考えてみてください。

軽貨物ドライバーを長く続ける人は何が違う?継続できる働き方のつくり方


関連記事|未経験から軽貨物ドライバーへ

「配送業界で働いたことがない。」

「自分にもできるのか不安。」

そんな方には、未経験から軽貨物ドライバーへ挑戦するときの考え方をまとめた記事もあります。

経験がないことより、

仕事を覚える。

確認する。

改善する。

約束を守る。

こうした基本を積み重ねることが大切です。

未経験から軽貨物ドライバーへ。ひとつで始める新しい働き方


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次回予告|C-12

「軽貨物ドライバーの面接・面談では何を聞かれる?採用側が見ているポイント。」

軽貨物ドライバーへ応募した。

次は面談。

でも、

「何を聞かれるんだろう?」

「未経験だと不利?」

「志望動機は必要?」

「服装はどうすればいい?」

「車を持っていないと落ちる?」

初めて応募する方なら、気になることも多いと思います。

しかし私たちが軽貨物ドライバーの採用で見たいのは、配送経験だけではありません。

時間を守れるか。

連絡ができるか。

条件を正しく理解しているか。

分からないことを確認できるか。

そして、仕事を責任を持って続けられそうか。

次回は、

軽貨物ドライバーの面接・面談で、会社は実際に何を見ているのか。

というテーマで、面談でよく聞かれる質問・服装・志望動機・未経験者が伝えるべきこと・採用側が重視するポイントについて詳しくお話しします。


「事業をつなぎ、人をつなぎ、未来をつなぐ。」

株式会社ひとつホールディングス(HITOTSU HOLDINGS Co., Ltd.)は、大阪市港区を拠点に、大阪府・京都府・兵庫県・奈良県・滋賀県で軽貨物配送・企業配送・物流アウトソーシングを展開しています。

配送委託や物流に関するご相談、軽貨物ドライバーへの応募は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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