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軽貨物ドライバーに向いている人・向いていない人。大切なのは運転技術だけではない
リクルート
軽貨物ドライバーに向いている人・向いていない人。大切なのは運転技術だけではない
「軽貨物ドライバーに興味はあるけれど、自分に向いているのか分からない。」
これから軽貨物配送の仕事を始めようとしている方の中には、そんな不安を持つ方もいると思います。
配送の仕事というと、
「運転が上手い人が向いている。」
というイメージを持たれることがあります。
もちろん、安全に車を運転できることは大前提です。
しかし実際の軽貨物配送では、運転技術だけで仕事の向き・不向きが決まるわけではありません。
時間を守る。
約束を守る。
必要な連絡をする。
荷物を丁寧に扱う。
分からないことを確認する。
毎日の仕事を継続する。
こうしたことも、配送の仕事では非常に重要です。
軽貨物ドライバーに必要なのは、「運転する力」だけではなく、「仕事を任せてもらえる力」です。
今回は、大阪市港区を拠点に、大阪府・京都府・兵庫県・奈良県・滋賀県で軽貨物配送・企業配送・物流アウトソーシングを展開する株式会社ひとつホールディングスが、軽貨物ドライバーに向いている人・慎重に考えた方がいい人の特徴についてお話しします。
軽貨物ドライバーに向いている人①|時間を守れる人
配送の仕事では、時間が非常に重要です。
業務開始時間。積み込み時間。配送時間。時間指定。集荷時間。
多くの仕事が、時間の約束によって成り立っています。
そのため、
「多少遅れても大丈夫。」
という感覚では、安定して仕事を続けることが難しくなる可能性があります。
もちろん、渋滞や事故など、自分ではコントロールできない事情が発生することもあります。
重要なのは、遅れる可能性が出たときに何も言わずそのままにするのではなく、必要な相手へ早めに共有することです。
時間を守ること。そして、守れない可能性が出たときに早く連絡すること。
この二つは、軽貨物ドライバーとして信頼を積み重ねるうえで非常に重要です。
軽貨物ドライバーに向いている人②|報告・連絡ができる人
軽貨物配送は、一人で車を運転する時間が長い仕事です。
そのため、
「一人で働く仕事だから、誰とも連絡しなくていい。」
と思われることがあります。
しかし実際には逆です。
一人で動いている時間が長いからこそ、管理者や配送会社からは現場の状況が見えません。
配送が順調なのか。
何か問題が起きているのか。
時間に遅れそうなのか。
車両に問題があるのか。
荷物について確認が必要なのか。
こうした情報は、ドライバー本人が共有しなければ分からないことがあります。
「問題が起きてから報告する」のではなく、「問題になりそうな段階で共有する」。
これができる人は、配送会社や管理者にとって非常に頼りになる存在です。
軽貨物ドライバーに向いている人③|一人で仕事を進められる人
軽貨物配送では、基本的に一人で車両を運転し、自分の担当する配送を進める時間が多くなります。
上司が隣に座って、常に次の行動を指示してくれる仕事ではありません。
次はどこへ行くのか。
どの順番で配送するのか。
時間指定に間に合うのか。
荷物はどこに積んでいるのか。
自分で考えながら仕事を進める場面があります。
「一人で働ける」という自由さと、「自分で考えて動く」という責任はセットです。
誰かに常に指示されなくても、やるべきことを整理して仕事を進められる人は、軽貨物ドライバーという働き方に馴染みやすいと思います。
軽貨物ドライバーに向いている人④|分からないことを確認できる人
仕事では、
分からないことが出てきます。
特に未経験から軽貨物ドライバーを始める場合、最初からすべて理解できる人はいません。
配送方法。
端末操作。
荷物の扱い。
配送先。
現場ルール。
報告方法。
初めて聞くことも多いと思います。
このとき、
「聞いたら怒られそう。」
「たぶんこれで合っているだろう。」
と自己判断してしまうと、誤配やトラブルにつながる可能性があります。
分からないことを聞けることは、能力が低いことではなく、事故やミスを防ぐための能力です。
確認する。
覚える。
次から自分でできるようになる。
この繰り返しが、経験になります。
軽貨物ドライバーに向いている人⑤|荷物を丁寧に扱える人
ドライバーにとって毎日扱う荷物でも、お客様にとっては大切な商品や荷物です。
会社の商品。
店舗で販売する商品。
必要な部品。
お客様が楽しみに待っている荷物。
何を運んでいるかによって、その荷物が持つ意味は違います。
だからこそ、
乱暴に扱わない。
投げない。
破損させない。
雨に濡らさない。
積み方を考える。
荷物を「荷物」としてではなく、「お客様から預かっているもの」として扱える人。
これは、配送品質を考えるうえで非常に重要です。
軽貨物ドライバーに向いている人⑥|改善を続けられる人
最初から配送が速い人ばかりではありません。
荷物を探すのに時間がかかる。
配送ルートがうまく組めない。
駐車場所で迷う。
積み込みに時間がかかる。
未経験なら、最初はできないことがあって当然です。
重要なのは、
「自分には向いていない。」
とすぐに諦めるのではなく、
「なぜ時間がかかったのか。」
「次はどうすれば速くなるのか。」
を考えることです。
荷物の積み方を変える。
配送順を変える。
前日にルートを確認する。
経験者へ聞く。
一つずつ改善していく。
配送は、才能だけではなく「毎日少しずつ改善できる人」が強くなる仕事です。
軽貨物ドライバーに向いている人⑦|継続できる人
一日だけ頑張ることは、多くの人ができます。
しかし、
物流は毎日動きます。
今日走る。
明日も走る。
来週も走る。
来月も安定して稼働する。
この継続が、取引先や会社からの信頼につながります。
特に企業配送や定期配送では、
「毎日安定して来てくれる。」
ということ自体が、大きな価値になります。
配送のプロとは、一日だけ速い人ではなく、「当たり前の品質を継続できる人」。
私たちは、そう考えています。
軽貨物ドライバーに向いている人⑧|自分の仕事に責任を持てる人
特に業務委託ドライバーとして働く場合、
「会社員と同じ感覚」だけではなく、事業者としての意識も必要になります。
仕事を受ける。
決められた業務を行う。
車両を管理する。
必要な経費を考える。
契約内容を確認する。
自分の仕事として最後まで対応する。
業務委託とは、「自由に働く」ということだけではなく、「自分の仕事に責任を持つ」という働き方でもあります。
業務委託という働き方については、こちらの記事でも詳しく解説しています。
では「運転が好き」なら向いている?
運転が好き。
これは、もちろんプラスになると思います。
一日の中で車を運転する時間が長いため、運転そのものが苦痛な人より、運転が好きな人の方が仕事を楽しめる可能性があります。
しかし、
「運転が好き=軽貨物ドライバーに向いている」とは限りません。
配送には、
時間。
荷物。
お客様。
報告。
ルール。
責任。
があります。
自分の好きな道を好きな時間にドライブすることと、仕事として配送することは別です。
運転が好きであり、そのうえで仕事としての責任を持てる。
そういう人なら、大きな強みになると思います。
軽貨物ドライバーに向いていない可能性がある人①|時間にルーズな人
遅刻が多い。
時間を確認しない。
予定を逆算して動くのが苦手。
こうした人は、配送という仕事では苦労する可能性があります。
物流では、自分が遅れるだけで終わらないことがあります。
積み込み開始に遅れる。
出発が遅れる。
配送が遅れる。
納品先へ影響する。
取引先の担当者が対応する。
一人の時間管理が、複数の人へ影響することがあります。
「時間を守るのが苦手だから仕方ない」では済みにくい仕事です。
ただし、今は時間管理が苦手でも、改善する意思があるなら別です。
重要なのは、自分の弱点を理解し、仕事として改善できるかどうかです。
軽貨物ドライバーに向いていない可能性がある人②|連絡を面倒だと感じる人
「いちいち連絡するのが面倒。」
「問題が起きてから言えばいい。」
「自分で何とかすればいい。」
こうした考え方は、配送では大きな問題につながる可能性があります。
管理者から見れば、
連絡がない=問題がない
と判断する場合があります。
しかし実際には配送が遅れている。
車両に問題がある。
荷物に問題がある。
それを後から知っても、対応できる時間が残っていないかもしれません。
良い報告とは、怒られないためにするものではなく、問題を小さいうちに解決するためにするものです。
連絡を仕事の一部として考えられるかどうかは、非常に重要です。
軽貨物ドライバーに向いていない可能性がある人③|ルールを守ることが苦手な人
配送現場には、
さまざまなルールがあります。
安全。
荷物の扱い。
配送方法。
報告。
施設への入場。
車両。
服装。
案件によってルールは異なります。
中には、
「これくらいなら大丈夫だろう。」
と思うこともあるかもしれません。
しかし、そのルールには理由があります。
事故を防ぐ。
誤配を防ぐ。
お客様との約束を守る。
施設の安全を守る。
ルールを守ることは、「細かい指示に従うこと」ではなく、配送品質を守ることです。
自分の判断だけでルールを変えてしまう人は、配送の仕事では注意が必要です。
軽貨物ドライバーに向いていない可能性がある人④|問題を隠してしまう人
仕事でミスをすることはあります。
誤配しそうになった。
荷物を破損してしまった。
配送時間に遅れそう。
車をぶつけた。
重要なのは、
問題が起きた瞬間です。
怒られるのが怖い。
言いにくい。
その気持ちは理解できます。
しかし、隠してしまうと問題がさらに大きくなる可能性があります。
ミスをしない人より、「ミスが起きたときにすぐ報告できる人」の方が信頼されることもあります。
問題を早く共有すれば、会社や管理者が対応できる可能性があります。
軽貨物ドライバーに向いていない可能性がある人⑤|「簡単に稼げる仕事」だけを探している人
軽貨物ドライバーの求人では、
高収入。
未経験歓迎。
普通免許で始められる。
といった言葉を見ることがあります。
そこだけを見ると、
「簡単に稼げそう。」
と感じるかもしれません。
しかし配送には、
早朝からの仕事。
長時間の運転。
荷物の積み降ろし。
繁忙期。
天候。
渋滞。
時間指定。
車両管理。
など、大変な部分もあります。
軽貨物は「楽に稼げる仕事」ではなく、仕事の精度を高めることで収入や評価をつくっていく仕事です。
収入についてはこちらの記事でも詳しくお話ししています。
軽貨物ドライバーは稼げる?売上だけでは分からない収入の考え方
「向いていない」に当てはまったら諦めるべき?
ここまで読んで、
「自分は向いていない項目がある。」
と思った方もいるかもしれません。
しかし、
今できないことと、
これからもできないことは別です。
時間管理が苦手なら、
早めに出発する習慣をつくる。
連絡が苦手なら、
決められたタイミングで必ず報告する。
配送が遅いなら、
積み方やルートを改善する。
適性とは、生まれつき決まっているものだけではなく、仕事を通じて身につけられる部分もあります。
私たちは、最初から完璧であることより、改善できることを大切にしたいと考えています。
未経験者だから不利とは限らない
軽貨物ドライバーの経験がない。
これは、必ずしも大きなマイナスではありません。
もちろん、経験者には配送技術や現場知識があります。
一方で、未経験の方でも、
素直に教わる。
ルールを守る。
分からないことを聞く。
時間を守る。
少しずつ改善する。
こうした姿勢があれば、仕事を覚えていくことができます。
「経験があるか」だけではなく、「これからできるようになる人か」を見る。
これは、ひとつホールディングスが人材を考えるうえでも大切にしている考え方です。
未経験から軽貨物ドライバーへ挑戦したい方はこちらの記事もご覧ください。
軽貨物ドライバーとして信頼される人は、その先にも進める
時間を守れる。
連絡できる。
問題があれば報告できる。
周囲を見られる。
新人を助けられる。
改善を考えられる。
こうした力は、配送だけで使うものではありません。
経験を積めば、
新人教育。
リーダー。
配車。
ドライバー管理。
案件管理。
取引先との調整。
営業所運営。
などにも活かすことができます。
配送で身につけた「信頼される力」は、そのまま管理者としての土台にもなります。
軽貨物ドライバーのその先のキャリアについてはこちらの記事で詳しくご紹介しています。
軽貨物ドライバーのその先へ。ひとつで目指す「管理者」というキャリア
会社も「向いている人を探すだけ」ではいけない
ここまで、ドライバー側の適性についてお話ししました。
しかし、
会社側にも責任があります。
人を採用する。
仕事を渡す。
それだけではありません。
仕事内容を説明する。
必要なルールを伝える。
研修する。
困ったときに相談できる状態をつくる。
適性を見ながら案件を考える。
問題があれば改善する。
「いい人を探す」だけではなく、「入った人が力を発揮できる環境をつくる」。
これも会社の仕事だと考えています。
Bシリーズでは、人を採るだけではなく、人が育つ組織についてもお話ししています。
優秀な人を採るだけでは、強い会社にならない。人が育つ組織のつくり方
配送会社が大きくなるには「信頼できる人」を増やす
配送会社が成長すると、
ドライバーの人数も増えていきます。
しかし、
単純に人数を増やすだけでは、強い配送組織にはなりません。
決められた仕事を安定して行える人。
困ったときに連絡できる人。
周囲を助けられる人。
その中から、次の管理者が育つ。
配送会社の本当の資産は「人数」ではなく、「仕事を任せられる人の数」です。
Dシリーズでは、ドライバーを集めるだけではなく、組織として動かすことの重要性についてもお話ししています。
前回の記事|C-8
前回は、
「軽貨物ドライバーは稼げる?」
というテーマで、売上・経費・案件選び・働き方から軽貨物ドライバーの収入についてお話ししました。
どれだけ単価が高くても、自分に合わない働き方では長く続かない可能性があります。
今回の、
「自分は軽貨物ドライバーに向いているのか。」
という視点も、仕事を選ぶうえで非常に重要です。
ぜひあわせてご覧ください。
軽貨物ドライバーは稼げる?売上だけでは分からない収入の考え方
関連記事|一日の仕事を知る
「適性だけではなく、実際の仕事内容を知りたい。」
という方には、こちらの記事がおすすめです。
配送拠点への到着。
荷物の確認。
積み込み。
配送。
休憩。
業務終了。
軽貨物ドライバーの基本的な一日の流れをご紹介しています。
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軽貨物ドライバーになることと、
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収入。
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配送エリア。
稼働時間。
車両。
身体への負担。
人間関係。
将来のキャリア。
最初は良くても、働き方が自分に合わなければ長く続かないことがあります。
では、長く働いている軽貨物ドライバーは何を大切にしているのでしょうか。
次回は、
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